2024年度(第二期)修了式を行いました
2025年3月22日(土)、京都大学時計台記念館にて、2024年度「女性エグゼクティブ・リーダー育成プログラム(WEL)」の修了式を開催しました。
午前中に塩野義製薬株式会社取締役副会長の澤田拓子 氏による特別講義の後、受講生による最終発表会が実施され、31名それぞれが3分間で半年間の学びや自身の変化、今後の目標について発表しました。


修了式は、本学 野崎治子 理事によるオープニングスピーチで幕を開けました。その後、企業役員や大学関係者も加わり、パネルディスカッション「これからの女性リーダーの更なる活躍に向けて」を行いました。モデレーターは幸田博人 特別教授が務め、株式会社オープン・ザ・ドア代表取締役の安藤知子 氏、関西ペイント株式会社 経営推進部門 人事・管理本部 人事部長の加藤広美 氏、株式会社村田製作所 執行役員 コーポレート本部ESG・HR統括部 統括部長の戸井孝則 氏、野崎 理事の4名がパネリストとして登壇しました。
冒頭では安藤 氏よりショートプレゼンが行われ、その後、5つの問いを軸にしたディスカッションが展開されました。議論では、女性リーダー育成の評価と推進状況、リーダーが活躍するために必要な土壌やサポート体制、女性リーダーの強みやその意義について、それぞれの立場から具体的な事例を交えた意見交換がなされました。また、WELプログラムの意義や今後の発展についても話題となり、産学連携による女性リーダー育成の可能性や企業と大学が連携して取り組む重要性が改めて共有されました。
続いて行われた授与式では、澤邉紀生 院長より修了証書が手渡され、関口倫紀 教授とプログラム長のアスリ・チョルパン 教授からも祝辞が送られました。式典後の懇親会では、受講生同士、参加企業の役員や大学関係者が世代や業界を超えて交流し、プログラムを通じて築かれたネットワークの広がりを実感できる場となりました。

